6月に学校園の田んぼに植えた苗が成長し,収穫の時を迎えました。田植えの時には,青々と短かかった苗が,今日の稲刈りでは,地域の皆様のご支援を受け,黄金色でみんなの膝くらいまで成長していました。
初めて稲刈りを経験する子が多い中,地域の方が,鎌の使い方を丁寧に教えてくださり,稲刈りがスタートしました。
初めは,鎌の持ち方も稲を刈るのも恐る恐るでしたが,2回,3回と経験していくうちに,だんだんと上手に刈れるようになっていきました。地域の方にも,「お、うまいねぇ。」と言っていただいたり,周りで見ていた友達から「○○さん,めっちゃ早く刈れてすごい!」という声があがったりしていました。
すべて刈り終えた後には,パイプで作った土台に稲を干す作業を行いました。みんなが刈った稲を,地域の方が素早く束ねてくださり,それを1人1束ずつ土台に干していきました。「こんな畑一面にあった稲が,一カ所に集められると,なんだかすごいなと思いました。」と感想を伝えてくれた子もいました。
最後のあいさつの時には,「実際に体験することで,農家の方の大変さがわかり,これからは感謝してお米を食べたい。」と感想を述べた子もおり,普段できない体験から,ありがたさを感じられたようです。次は,脱穀作業です。自分たちで収穫した稲から、どれくらいお米がとれるのか,今から楽しみです。